xXx決めてきた

トリプルX再起動(xXx Return of Xander cage)を見てきた。

 

結論からいうと、めちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃ泣いた。だがこれは本来泣く映画ではない。めちゃくちゃ楽しむ映画だ。この映画は私の大好きな俳優のハリウッドデビュー作であり、地元のデカいスクリーンでその人の姿を見ることができたことが嬉しくて泣いてしまった。しかし楽しい映画だった。女一人で見に行っても十分楽しめたが客はカップルだらけだった。いいもん。何回でも見に行ってやるわ。

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近所の映画館にはこのポスターのでっかいのが飾ってあって、それだけでテンションが上がる。

 

 

 

洋画やアクション映画は見たことがなかったので前作を予習したのだけど、とにかくアクションがやばくてぶっ飛んでて、正直この映画を映画館に一人で見に行くことは若干気が引けた。しかも時間の都合で4DX3D版を見ることになった。最初に2分間くらいのデモ映像(?)で4DXの効果を全部体験させてくれるんだけど、その映像のせいで心臓に大ダメージをくらい足の震えが止まらなかった。

 

冒頭の出演者の名前が一通り出てくる映像では4番目に名前が出てきて、早くも視界がボヤボヤになった。3Dは怖いけど3Dメガネをかけないと字幕が読めないのでずっとメガネを手で持って画面の下半分だけ3Dで見た。

 

せっかく予習したのに、馬鹿だから最初の方は何の話かわからなくて、突然襲ってくる4DXの効果に耐えながら半泣きで出番を待った。そしたらいきなり、本当にいきなりその人はスクリーンに現れた。出演してるから見にきたのに、信じれなくて涙が止まらなくって、わあ...なんて声を漏らしながらいつの間にか3Dメガネをちゃんとかけて画面に見入っていた。

 

何ヶ月か前に見に行った映画では、髪の毛をぴしっと上げたチェリストだったのに、スクリーンに映る坊主頭のDJはまったく別人のようで、役者さんってすごいなって思った。髪型の違いや言語の違いもあるけど。でも別人みたいだった。

 

そっからはほんとに楽しくて、4DXのおかげで楽しさ倍増だし、派手なアクションも心の中では「絶対今轢き殺されたろこいつ」って思いながらも、めちゃくちゃかっこよかったしあっという間だった。エンドロールで名前を見てまた目頭が熱くなった。見終わってすぐ、また見たいって思った。でも次は2Dで落ち着いて見たい。3Dのアクションシーンはやっぱり慣れなくて、DJが映る時以外はメガネを手で持ってたから肩と腕が恐ろしいほど筋肉痛になった。

 

 

結局、劇中の坊主頭のDJはなんでトリプルX軍団に入ってたかはイマイチわからない。戦闘力は高くないし、スキルは「つるむと楽しい」「センス抜群のDJ」のみ、他の登場人物は銃の扱いに慣れてそうな人らやスタントマンなどいかにも強そうな人揃いの中、明らかにただのDJが一人混ざり込んでしまったという印象を受けた(ごめん)。だって一見強そうなのにDJ以外にすごいとこないんだってマジで。仲間の女子達の方が遥かに強い。

 

でもね、あの役がいたことによって和みができてたと思う。見てるこっちも和んでたと思う。カーチェイスのシーンでハチャメチャな運転をするんだけど、乗ってる仲間でただ一人、か弱いDJだけがその運転を怖がって大声出してんの。あれは笑う。ある意味、なくてはならない存在だったのかもしれない。良い役だったと思う。

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ここまでニックス役のクリス・ウーについて書いたけど、この映画にはたくさんのスゴい役者が出演している。主演のヴィンディーゼルはじめ、ドニーイェン、トニージャーら男性陣のアクロバティックなアクション(語彙力)はもちろん見どころだけど、女性陣の美しくカッコいい銃さばきもまた見どころ。私のお気に入りはニーナ演じるベッキーちゃん。彼女は軍団のメンバーというか軍団を支える立場なんだけどめちゃくちゃ可愛い。個人的に黒縁メガネが好きっていうのもあるけどとにかく可愛い。というか女性陣みんな美女。

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私は洋画をほとんど見たことがないし外国の役者は疎いので、これを機に興味を持つことができた。これもクリスのおかげだ。ツイッターなんかを見てるとやっぱりハリウッド映画ってすごくて、クリスウーという俳優がたくさんの人に認知されていく。今までクリスを知らなかった人がクリスやクリスの役について感想書いてるの見るとやっぱり嬉しくなる。クリスはこれからどんな活動をしていくんだろう。この約3年間で何回もファンでよかったって思わせてくれる。やっぱりクリスのファンは楽しいしやめられない。